きつとあなたは、こんな計算は、してみようとお思ひになつたこともやつてみたら面白かつたといふ御經驗も、ございますまいね、例へば、
六十歳の理髪師が、十八歳からこの仕事をやり出したとして、頤ひとつ剃るごとに、話のきつかけとして《よいお天氣でございますな》とか《いやな天氣で!》とか言ふのに、
總計どれくらゐの時間を費やしたかといふ計算です。ところで話は(客に返事をされた場合)同じこの天氣について五分間ぐらゐ續くのですが、お次の頤にかかりますと自動機械みたいにそれが繰返され、
かうして次から次へと續き、その翌日もまた同じことが始るわけです。これを合計しますと、この男の一生で内容充實した十四年と少々、つまり、全生涯の約四分の一といふことになります。
あとの殘りは生まれたり、ぶつぶつ言つたり、大きくなつたり、飲んだり、食べたり、眠つたり、清く正しい一票を投じたりするのに用ゐられるのですな。
- ヴィリエ・ド・リラダン『未來のイヴ』
昨日、今日とよいお天氣。昨日はディスク・ブレーキ・パッドが大分磨り減つたので自転車屋に診て貰ひ、パッド調節したらまだ十分使へた。
今日は久し振りに多摩湖へ行く。多摩湖自転車道も自転車が多くなつてきた。そろそろ春か。多摩湖まで往つて歸つて、東久留米のジーパン屋で買物。
多摩湖自転車道に乗り直して三鷹に珈琲豆を買ひに行く。荷物を家に置いて吉祥寺で夕食。気がつけば六十キロ以上漕いでゐた。
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