いやしくも盟約を交わして事を起した同志であれば、動機の深浅、運動経歴の長短、性格の相違等は問題ではない。男として誓い合った一集団は栄辱共に等分に受けるのが当然である。
- 三島由紀夫『道義的革命の論理』
今年第二回目のハモニカ・ライダーズ走行会はよみうりランドにある「丘の湯」へ。午前十一時、御幸町集合。タイヤ空気圧を点検後出発。
途中、深大寺に寄る。「深大寺蕎麦食ひませうよ」、「何処が旨いのかな」、「俺は雀のお宿しかしらん」、「八起は入つたことないけど良さそうじやん」。
三人とも冷たい蕎麦を食ふ。蕎麦湯を飲む。店の前で団子と甘酒を売つてゐる。まあ、甘酒くらいなら飲んでも自転車乗れるだらふ。昼食終了。
此処からよみうりランドは近い。一気に走る。京王よみうりランド駅を過ぎると登りだ。登りきれば「丘の湯」。久し振りの登りで足がパンパン。
丘の湯は人口温泉で入館料は一般大人で土日祝日、七百円。タオル、バスタオルはレンタルできる。風呂は内風呂より露天風呂のほうが広々としゐてよい。
露天にある漢薬蒸風呂も試す。中に塩が置いて在り、塩を身體に摺り込むのだ。館内の食事処麒麟亭で休憩。復路は車の出口から出たら来た道と違ふ事に気付く。
然し降りである。引返すにはもう遅い。T.Kが凄い勢いで降りて行く。「すげえ飛ばしてたな」、「もう死んでもいいと思ひました」、「お前は高校生かよ!」。
夜は吉祥寺で食事。その後、アトレ付近のガード下を越えた辺りで転倒。左膝を強打し暫く動けない。近くの学生らしい歩行者達に助けられる。「道路、凍結してるんじやない」。
ズボンと靴は油まみれ、ジヤケツトは破れた。先を走つてゐたY.Yも転倒。服とグローブは破れ、擦り傷を負つている。路面を良く見るとなんと油が道路に散乱してゐた。恐らく業務用の食用油であらう。
交番に道路の油の件を告げに行くがパトロール中で警官不在。幸い二人とも自転車は破損していなかつたのでそのまま帰宅。翌日、Y.Yが武蔵野警察とアトレに道路の油の件を通報した。
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